すべては必然なのか Namtul’s Blog : 乾電池、充電池……電池の需要の変化と「汎用性」l

車を動かしたり果ては飛行機を飛ばしたり、そんな電池のCMが流れていた事がありました。

ギネスにも掲載された偉業を持つこの電池は、今、ひっそりと市場から消えようとしています。

その名は「オキシライド」

アルカリ乾電池に比べて約1.5倍の長寿命が特徴。パナソニックが行ったデジタルカメラでの撮影可能枚数測定実験ではアルカリ乾電池の約2.2倍の画像を撮影することができた。ただし、時計・リモコンなど消費電流の少ない機器に使うと、アルカリ乾電池より寿命が短くなる場合がある。

2004年4月1日に単3形電池、2005年4月20日には単4形電池も発売された。パナソニックによれば、単3形と単4形の電池の販売により、乾電池の総需要の約9割をカバーすることが可能としている。

ただし、初期電圧が1.7Vと通常の乾電池1.6Vよりも高いため、使用してはいけない機器が多数ある。設計電圧より高い電圧を加えると、機器内部の電子回路や回路部品に対する負担が大きくなり、発熱や寿命が短くなる等の影響が生じるからである。特に懐中電灯などの白熱電球を使用する機器では電球の発熱が大きくなり、フィラメント寿命も短くなる可能性が高い。そのため、製造元であるパナソニックは、これらの機器には使用してはいけないとしている。
Wikipedia : オキシライド乾電池

値段も高く、使える機器が制限されることもあってか、ヒット商品には至らなかったのではないかと思います。

今、パナソニックが新開発したアルカリ乾電池EVOLTAにより、時代の最先端を行くはずだったオキシライドは生産終了となり、もう店頭に残るのみとなってしまったようです。

発売から僅か4年、歴史を変えるかと思われた乾電池は、ひっそりとその生涯を終えようとしています。